昔から、少しずれていたのかはわからないのですが(またか)、
こういうエピソードが、ところどころにあった気がして
今日、急に思い出した事をそのまま書いてみました。
ちなみに小4の時のエピソードはコチラです。
—————————————————-
その日は小6の春だったと思う。
美術の時間だったと思うけど、
近くで満開だった桜の絵を写生しに行った。
晴天の下、春の陽気で桜も綺麗なピンク色だった。
で、水彩絵の具を使って描いていくのだけど、
当然、みんな桜はピンク色で塗る。
例外なくそうなんだけど、
なぜか自分は紫色で桜を塗っていた。
誤解の無いように言っておくけど、
特に精神的に暗いとかではなく
(むしろお調子者)家でも特に問題はない。
適当な精神科医だったら、
「病んでる」とか言いいそう。
まぁ、みんなが明るい色なのに一人だけ違うというのに
気づいたのは、結構塗った後で(全然友達の絵を見てなかった)
「あららら??」と思ってたとき、
担任の先生が
自分の絵を覗き込んだ。
「げ、この色、おかしいよな・・・」
と思って、何を言われるか戦々恐々としていると、
「お、夜桜か。いい色だな~」
と笑いながら言ってくれた。
当時の記憶が定かでないので、なんとも言えないけど、
確か、夜桜をイメージはしてなかった(笑)
それでも、その桜の色を自然と認めてもらえたことに、
嬉しかった、というより、子ども心にとても安心した。
嘘か誠か、ネットニュースなどでは
違う行動をする子どもに厳しくする先生もいるらしい。
(上記なら、「絵を描きなおしなさい!」のような)
その担任の先生は、変わった人で
勉強よりもいろんな外遊びを教えてくれた。
「天下取り」だったかな?
ボール遊びを教えてもらって、
それがうちのクラスではドッヂボールより盛り上がっていた。
そんな感じだったので、3学期には授業が追い付かなくなって、
テストの時間は答え合わせのみ。
答案用紙を手元に置きながら、
テストを解かずに
先生が一気に答えを教えてくれるという(笑)
だから、小中高の学生生活で一番印象に残っている先生だった。
—————————————————-
あの担任の先生のように
「お、それ、いいね!」と自然と
他者を認められる大人になりたいですし、
そういう大人が増えていければいいなぁ、と思います。