2020年度からプログラミング学習が必修となるようですが、
自分も過去(現在も継続してるけど)に
プログラミングをしていたので
どんな事を学習するのか興味があり、
Fisdomで学習をしてみました。
※修了証もありました(^Д^)
で、わかった事をざっくり記載します。
1.プログラマーの育成が目的では無い
プログラミング言語をゴリゴリ教える・・・
というわけではないようです。
専門的にコードを書くのであれば、
別途専門の学校や自宅学習(最近は無料で学べる事も多くなりました)
をする必要があります。
では、何が目的か。
2.論理的思考力をつけるため(問題解決能力をつける)
学習の目的は論理的思考力をつける事で、
他の事でも応用できるようにする事が目的であるようです。
私の場合、インターネット回線事業者のコールセンターに勤めていた時
お客様のお問合せは結構抽象的なことも多く、
「インターネットが見られない!」
というお問合せ1つにしても
1.ブラウザが正常に立ち上がらない
2・回線に問題はないが、(お客様所有の)使用しているルーターが
故障している。
3・回線に問題がある、または(会社が)提供している機器が故障している。
4.そもそもPCの電源が入っていない
※4はご年配の方だと本当にあります(´;ω;`)
基本的には、3に関して会社が責任を負うところなので、
謝罪と早急な対応が必要ではありますが、
ヒアリング、問題の切り分けをして
1、2が原因ではないか、と思われるときは、
「システムで確認しましたが、回線に障害も起きていないですし、
提供している機器のランプもご確認いただきましたが、
そのランプの点灯状況であれば故障はございません。
この場合パソコンに問題がある可能性が高いので、お手数ではございますが、
一度パソコンメーカーにお問い合わせいただいてもよろしいでしょうか?」
のように、こちらのサービス上問題がない事を論理的に説明して
メーカー誘導をする必要がありました。
問題の箇所と確認方法、解決方法を筋道立てて思考して
お客様に説明する必要があるので、
論理的思考力がとても役に立ちました。
3.ツールを使用して楽しく学習
動画ではScratchを使用して学習をしていましたが、
順次(順番通りに実行)、繰り返し(for、while)、条件分岐(if・else)があれば
どのツールを使用しても良いとの事でした。
他にも
micro:bit画像
マイクロコンピューターの micro:bit なども使用すると面白いかもしれません。
日常生活でのプログラミングとは
ここで日常生活における 順次・繰り返し・条件分岐のイメージを書いてみます。
平日勤務(9~17、昼休憩12~13)の仕事をしているとして、
今日は月曜日、有給も取得していない場合。
1.もしも平日&有給取得で無いなら(条件分岐) → 7時に起きる
→ 休日の行動へ
2.食事
3.トイレ
4.歯磨き
※3~4は時間があれば(条件分岐)
5.もしも8時になったら(条件分岐) → 出勤する
6.9時から仕事開始(繰り返し)
7.もしも12時になったら13時まで昼休憩(条件分岐)
8.17時業務終了(繰り返しの終了)
9.もしも残業が無ければ(条件分岐) → 18時帰宅する
10.19時家に到着、食事
11.20時入浴
12.23時まで自由
13.23時就寝
1~13は番号順に、行っていきます。(順次)
まぁ、実際はこの通りにならないとは思います( ´∀` )
(例えば9.の時に飲みに誘われて、行くか行かないかでも10.以降が変化する)
そういえば私が子供の頃、夏休みに
朝何時に起きてラジオ体操、
宿題を何時にやって、何時に寝る・・・
という予定表を円グラフで作成しました。
あれも朝~夜の順次プログラムと言えるかもしれません。
で、宿題が終わらないときは、
例えば遊ぶ時間を削って宿題をする → 条件分岐だし、
それを夏休みが終わるまで繰り返す。
日常生活を見回してみると、プログラム的な事は多くありますね。
もうちょっとツールの勉強してみたら、
塾というほどではないけど
子供達にプログラミングを教えたいですね。
※2018/8/15加筆修正