最近、プログラムの勉強と並行して、
デザインの勉強もしています。
そんな中で、
プログラマー(コーダーも)が
デザインを勉強した方が良い理由を3つまとめてみました。
デザイン担当との打ち合わせがしやすい
例えばですが、共通の母国語を話せる同士と
話せない同士。当然前者の方が話に齟齬がなく、
スムーズに進みやすいと思います。
こちら側に、その知識があれば
デザイン用語を言われても、頭に入りやすいです。
(ということは、デザイナーさんもコードについての知識が少しあると助かりますが)
相手への質問の内容のレベルも上がるでしょうし、
そもそも、担当者さんの実力もはかる事ができると思います。
(ただし、なまじ知識がある分、相手の事を尊重できないようでは
問題ですが・・・)
デザインのプロにならなくても良いと思います。
必要になるのは色相や余白、フォント、画像についての基礎的な知識で充分と思います。
開発の時間、工程が短縮される
α版、β版などを経て完成へ向かいますが、
各工程でクライアントに確認してもらうこともあると思います。
で、その時にデザインの知識があると
修正箇所が少なくなります。
基礎的な知識があるだけで、
一般的な見やすさはクリアできると思います。
(もっとも、アーティスティックなサイト希望の場合はその限りではありませんが)
お恥ずかしい話ですが、まだサイトを作り始めて間もないころ、
クライアントから修正箇所を指摘されたときに、
「そこ」だけ修正してました。
例えば、「この部分の余白を広げて」の場合、
一つ変更すれば、同一のカテゴリーも修正して
全体のバランスを見ないとおかしくなりますが、
それを考えないで修正しているので、
修正→確認→指摘→修正→確認→指摘→修正・・・
の負のスパイラルに入ってしまいます。
この流れに入ると、全員の時間と労力と消耗が激しくなります。
これは当時の私の仕事の進め方にも問題はありますが(;’∀’)
指摘を受けた段階で、
「同じ意味を持つカテゴリーも修正が必要だろう。
で、あれば、全体をもう少し小さくしておいた方が良いかも」
と考え、その段階でクライアントに確認や提案ができると思います。
つまり、
指摘→思考→修正点の確認→認識のすり合わせ→修正
とすれば、コード一気に書けるからこちらも楽ですから( ´∀` )
デザインの勉強をしてなくても、気づくときは気づきますが
より気になりますし、後は修正点の確認や認識のすり合わせの時も
「なぜこう考えて、他の修正も必要か」を相手に伝えやすくなります。
単純に楽しい
最大の理由にして、最強だと思うのですが
実際に本を読んだりして勉強してみると、
「なるほどな~」
「ああ、あのサイトで感じた違和感はこういうことだったのか」
など、視点が変化します。
事例としてWEBサイトが紹介されているのですが、
どれもコンセプトがしっかりしているので、見ているだけで
勉強できます。
あとは、私が性格的に新しい知識を欲するというのもありますが・・・
最後に
最近読んで面白かった本を列挙します。
ご興味あれば、一読してみてください。
プログラムのプラスになると思いますよ。
(本のタイトルにリンクがあるのは、過去に記事を書いています。)
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久保田 涼子 SBクリエイティブ 2017-06-16
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「センスは知識からはじまる」
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水野 学 朝日新聞出版 2014-04-18
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「なるほどデザイン」
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筒井 美希 エムディエヌコーポレーション 2015-07-31
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「やってはいけないデザイン」
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平本 久美子 翔泳社 2016-12-17
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「Webデザイン、これからどうなるの? キーワードから探るデザイン動向の現在と未来」
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森本 友理,鈴木 慶太朗,福岡 陽,三宅 太門 エムディエヌコーポレーション 2018-01-17
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