1年ぐらい前の事。
「ささっきー、ちょっとお願いがあるんだけど」
と元同僚から声をかけられました。
内容は、スマホを使ったビジネスの説明会に一緒に行って欲しいとの事。
誘った方も付き合いで行かざるを得なかったようで、
私は話のネタになればいいや、(無料だし)で参加しました。
で、参加した説明会が怪しさ爆発だったので、
こんな特徴があったらとりあえず
そっと席を立つor終了後脱兎のごとく帰りましょう。
※最近サービス名変えたみたい。そりゃそうか。
説明者が激うさん臭かった
激です。激。
司会者に「先生」と呼ばれるその講師。
講演会とか説明会では、司会の人が講師の紹介をするのは
よくあることなのですが、
ご多分に漏れず、有名大学出身、MBAが~、
起業して~イグジットして~とか。
誤解の無いように言いますが、上記がダメというわけではありません。
実際の経歴であって、実績を上げている方もいらっしゃいますので。
ただ、前に出てきたビジネスの説明をするはずの講師は、
笑顔を浮かべているだけで、話す内容は、
「安心してください、私が保証します。」
・あなたの保証はいりません。(補償はいるけど( ´∀` ))
「忙しい私が時間を割くのですから、それだけ価値のあるビジネスです。」
・それがどんなビジネスか言ってください。
「難しい事は考えなくて大丈夫ですよ~。」
話が少し飛びますが、私は推理小説が好きで、
「わぁ!こんなトリックだったのか、やられた!」
となったときに、軽い高揚感を感じるのです。
※今までで一番だと、古典ですが
カーの短編「妖魔の森の家」です。
なので、実はちょっと、期待というか、
「どんなロジックで納得させようとするんだろう、この私を!」
という、ワクワクもあったのです。
が、この時点で「あかん」確定に。
追い打ちをかけるように、
1月から始まるのに、12月半ばでまだ詳細がない
ビジネスの概要はよくある、
スマホでアプリをダウンロードして評価する的な。
紹介者が登録して、同じようにポチポチしたら、
一定のインセンティブ発生。
それよりなによりびっくりしたのは、
すでに立ち上げまでひと月を切っているのに、
まだ詳細がない
公式HPもできてないし、
「サービスは来年1月に始まります!!予定では」
と、ぼそっと未定感を出してくる。
「先行した海外では大きな話題になってます。」
いやいや、日本でのローンチはどないなってますの。
おまけに、講師はそれについて
「大丈夫です。私のこの笑顔を見てください。」
「サービス始まらないなら、こんなに笑ってられません。」
という謎の言葉でけむに巻こうとしています。巻かれるか!
終わりに
私も色々なセミナーや説明会には行ったことがありますが、
その中でもかなりお粗末な説明会でした。
少なくとも、このような特徴の説明会は黒と考えて良いと思います。
誘ってくれた方も疲れた顔で、
「・・・お詫びにご飯ごちそうします。」
と言ってくれました。
かえって、さーせん。