3大キャリアからのMVNO(格安SIM)へ乗り換えについて
たまに相談される事があるので、料金・プラン比較の前に
まず確認しておいた方が良いことを列挙しておきます。
月々の料金をどれくらいにしたいのか
「安くなればいいな~」でも良いとは思いますが、
「今携帯代が10000円だから、5000円にはしたい」
など目標数値がある方が逆算して、
プランやオプションを考えられると思います。
先に
この金額よりは月額料金かけない!
とラインを引いてしまいましょう。
自宅に定額のNET回線があり、無線WiFi利用可能か
月額料金を抑える、ということは
月の通信契約バイト数を安くする必要があるので、
なるべくパケット消費を抑える必要があると思います。
自宅で無線WiFiが使用できるのであれば、
接続中はパケット消費しないので、
通信量を抑える事ができます。
そのような環境が無い場合、今まで月間でどれくらい通信を
使用しているかを確認しておいて、
平均+ちょっとプラスの通信契約をした方が
緊急時対応を考えると安心です。
外出先で動画などを(SIMの通信を使用して)頻繁に視聴するか
大手と比べると(構造上当然ですが)回線速度は遅くなります。
WiFiの無い環境だと、高画質の動画の視聴はストレスになる可能性があります。
通話機能(LINEや050ではなく)は使うかどうか
格安SIMの場合、通話に関してはどうしても割高になる傾向があります。
大手キャリアだと同じ契約会社なら通話料無料~とかを謳っていたりしますので、
頻繁に電話をするのであれば、返って損をする可能性もあります。
もっとも最近では格安SIMでも電話のかけたい放題のオプションもあるので、
乗り換え先のオプションをよく確認しておきましょう。
キャリアメール(docomo、au、ソフトバンク)を重要な連絡用のメールアドレスに利用しているか
当然のことながら、今まで使用できていたキャリアメールが使用出来なります。
仕事で利用していた場合は各所にメールアドレス変更の旨を通知する必要があります。
後は、今ではどうかわかりませんが、
フリーメールアドレスを嫌う人や企業(申し込み時)もあるかもしれません。
SIMフリー端末かどうか
ロックありでも、SIMロック解除できれば問題はないのですが、
ひと手間増えてしまいます。
あるいは例えばdocomoのロックがあっても、
乗り換え予定の格安SIM会社がdocomo端末に対応していれば問題ありません。
縛り期間と縛りの自動更新
大手キャリアでは最初の契約から1~2年間は解約しないように
縛り期間を設けていて、その期間に解約すると残月数に応じて違約金が発生します。
これは格安SIMでもあります。
問題は、縛り期間が自動で延長される場合です。
最初の1年間経過の月であれば解約無料、しかし
翌月になったら、再度縛り期間が発生。
1年間は解約できません。(すると違約金が発生する)
最初の縛り期間だけで自動延長されない会社もあるので、
契約前には確認しておきましょう。
(いつが更新月なんて、いちいち気にしたくないです・・・)
まとめ
実際どの会社が良いか、については
競争によって、各社プランやオプションの変化も多く、
ある時期に良い、と思った所が不変的に良いかは
分からない所があります。
なので今回は料金比較ではなく、
事前準備チェックにしました。
現代ではスマホが重要なツールであるのは間違いないので、
少しでも固定費を安くしてください。