【歴史】能力だけでは測れない!水滸伝 役に立つ5名

【歴史】能力だけでは測れない!水滸伝 役に立つ5名
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水滸伝、という歴史小説があります。
戦争を扱っているので、当然力の強い者が目立つのですが、

水滸伝の場合は、必ずしもそうではありません。

一つ飛びぬけた才能があると、それだけで重宝されます。

 

何度も読み返した水滸伝から、そんな人を5名選りすぐりしました。
※ちなみに原典ベースです。

 

 

そもそも水滸伝とは

 

中国4大奇書の一つで、
施耐庵が民間の講談をまとめて創作された
中国北宋時代の物語です。
(もっとも、施耐庵が本当にいたかは怪しいともされているらしい)

 

当時の腐敗した政治に反抗した英雄108人が、
梁山泊と呼ばれる湖上の要塞に集って世をただす・・・
というのが大まかなあらすじです。

当然、官軍や梁山泊と敵対する勢力との戦争があるので、

・武器の扱いが上手く、戦闘が得意な者
・兵法を覚え、戦略・戦術を練る者
・妖術!を使える者(水滸伝ではわりといる)

などは活躍の場も多く目立ちます。

 

 

とはいえ、策略を行うにも色々と準備や技能が必要で、
以下の人たちは、戦場ではそれほど活躍しませんが、

それ以外の場で活躍します。

※ちなみにあだ名が先、名前が後です。

 

1.鼓上蚤 時遷

 

鼓上蚤とは太鼓の上のノミ、というあだ名で
職業はいわゆるコソ泥です。

梁山泊のメンバーは、元官職にあった者以外は
山賊、海賊、盗賊が多いのですが、強盗の類(;’∀’)なので、
盗みのプロ、は実は彼一人です。

また、動物の鳴き声や変装も得意な器用な男です。

 

その技術を生かして、敵地に侵入して火を放ったり、
ある人物を仲間に引き入れるために、
その人物が大事にしている宝物を盗んだりと、
見せ場があります。

 

2.聖手書生 蕭譲 & 3.玉臂匠 金大堅

 

 

ここはどうしてもコンビで紹介したかった2人。

蕭譲は様々な書家の書体を模倣すことが得意なため、
聖手書生と呼ばれ、

金大堅は彫刻や印刻が得意なため、その腕前を称えられて
玉臂匠と呼ばれています。

 

梁山泊では、文書、印鑑の責任者としてその力を発揮しています。

 

そして、計略で偽の書状が必要な時、
この二人の出番になります。

一目でばれてしまうような偽物では、策自体が失敗するし、
それっぽく作ったとしても、
相手方に真贋を見極められる者がいる可能性だってあります。

彼らコンビが作った書面であれば見破られるということはありません。
(もっとも1度作中では作った書状を見破られてしまうが、
それは作る印鑑を間違えた、軍師の呉用のミスなので)

 

また彼らは敵軍に捕虜となったとき、
降伏を進める相手に対して、頑として降伏を受け入れず
啖呵を切る、という見せ場もあります。

 

4.鉄面孔目 裴宣

 

元は孔目(裁判官)であり、公明正大であったので、
鉄面孔目、と呼ばれています。

政治が腐敗しているので、真面目な彼は上役に濡れ衣を着せられてしまいます。
そこを山賊に救出(この山賊たちも、のちに梁山泊に)されて、山賊の首領となりました。

 

彼の役目は元裁判官ということもあり、
様々な規則と論功賞罰の規定を作成して
公正に執り行われるようにしていました。

 

また、先の蕭譲と金大堅が計略のために作成した
偽の官軍の書面を恰幅がよく上品な裴宣が読み上げることで、
一層真実味を増す作用がありました。

 

彼も捕虜となったとき、
蕭譲と金大堅啖呵を切っている気骨ある男です。

 

5.鉄叫子 楽和

 

 

音楽の才能に溢れ、様々な歌を歌える美声の持ち主であることから
鉄叫子というあだ名がついています。
※叫子は笛の一種のようです。

 

歌が上手、というのは現代でも
非常に役に立つ技能ですが、

梁山泊の面々は酒豪が多く、
宴会ではきっと美声を響かせていたでしょう。

 

また、その歌声は宴会だけではなく、
敵方に潜入していた時、彼の歌声を合図にして攻めたこともあります。

 

最後の戦いの前、高官のお抱えの歌手になり、生き残っています。

この後の水滸後伝では軍師として登場するため、
2つの物語に渡って活躍します。

 

まとめ

 

私も今、JOY CIRCUSに所属していますが、
そこでも各々の技能を適材適所で発揮する事を標榜しています。

物語の中ではありますが、
今回紹介した5名も、自分が輝ける場所を見つけられた人たちです。

 

ぜひ自分の長所を見つけて、それを最大限に活かしてみてください。

 

 

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