小学生を対象としたプログラミング的思考を身につける教室の
準備のため、こちらの本を読んでおりましたが、読了したため感想を記載します。
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スイッチエデュケーション編集部 オライリージャパン 2017-11-25
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良かった点
micro:bit各部の説明やエディタのブロックの説明がある
特にエディタで使用するプログラミングブロックについて、
本の最後の方に一通り書かれているのでとても便利です。
micro:bitに搭載されているセンサーなどのプログラミングが一通りある
加速度センサー、地磁気センサー、温度センサー、光センサー、無線通信機能などについて
簡単ではありますが、確認プログラムの記載があるので、
基本を学んで、そこからさらに発展してプログラムを作成することが できます。
STEM教育についても書かれている
SがScience(科学)
TがTechnology(技術)
EがEngineering(工学)
MがMathematics(数学)だそうで、
だそうです。なんのこっちゃ、ですが、
まぁ、各分野で学んだことを統合して、問題に対する、ということのようです。
で、STEM教育ではものづくりが特に効率的なようです。
ものを作り動かすには、材料をそろえ、組み合わせ、プログラムでその動きを制御します。
その間には試行錯誤もあるので、様々な知識をフル活用して問題解決していきます。
これがSTEM教育に一番あった手法とのことです。
本書にはSTEM教育の実践例も記述がありますので、
micro:bitからさらに発展した勉強も可能になると思います。
残念な点
カラーじゃない
なんだ、と思うかもしれませんが、エディタのブロックには、
各まとまりごとに色が割り振られています。
実際に本を見ながら、サンプルプログラムを作ろうとすると、
少し戸惑います。
そこが少しストレスになるかな・・・
まとめ
私も実際に教室用にマニュアル作成していますが、
本書は構成などはとても見やすく参考になりました。
あと、micro:bitのブロック型エディタは
カラーの方がより見やすいこともよくわかりました。
とても勉強になる良い本でした。