銀河英雄伝説の魅力を今更ながら書いてみる

銀河英雄伝説の魅力を今更ながら書いてみる

新作アニメの「Die Neue These」も制作されていた、

銀河英雄伝説

1980年代に小説発表してから
派生して漫画、アニメといまだにファンがいる作品ですが、

わたしも、登場人物のセリフをたまに引用したりするので、
そもそもどんな作品かを書いてみます。

 

※細かい認識のズレなどあるかもですが、
適宜修正などもするのでご容赦ください(;’∀’)

 

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私の銀河英雄伝説との出会い

 

確か小学校5,6年のころだったか、
深夜に目が覚めて寝られずにテレビを見ていたとき。

 

ちょうどアニメが放送されていて、

「なんだろ?」

と思ってみていました。

 

軍服を着ているから、戦記物かな。
どうも未来?の話のようだ。

 

まったく内容はわからなかったけど、
(今にして思えば、グリーンヒル大将とリンチのやり取りの辺り)

 

妙に気になりました。

 

 

数日後学校で友人に

「そういえば、夜中になんか変なアニメがやっててさ~」

と話したら

 

「あ、それ『銀河英雄伝説』っていうんだよ」

 

と教えてくれました。

 

 

当時はまだまだネットも身近になく、
すぐに検索とかできなかったけど、
小説が出ているとのことなので本屋に行ってみました。

 

1~10巻で完結する長編小説で、
アニメで見たのはちょうど2巻の終盤。
アニメは2巻分で終了し、後はOVAで発表されていました。

 

すぐに小説を購入し、何度も何度も何度も読み返しました。

アニメの方(旧)は大人になってから視聴する機会があり、
おおむね小説のイメージ通りでした。

 

それからも折に触れて、読み返しています。

 

 

by カエレバ

 

 

あくまでも人間同士の戦い

 

ざっくり概要としては

 

遠い未来、

権力を与えすぎてしまったために独裁者となった
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムの帝国と、

そこから脱出したアーレ・ハイネセンが樹立した(ハイネセンは中途で亡くなった)
民主主義国家たる自由惑星同盟(フリープラネッツ)が

長年にわたり星をまたいで戦争をしているような状況。
(第3勢力の承認国家フェザーンもある)

 

150年ほど戦争が続いており、
その間に帝国は選民意識のかたまった貴族がはびこり、

自由惑星同盟は衆愚政治になり果てていた。

 

そんな両国家の

帝国にラインハルト

自由惑星同盟にはヤン・ウェンリー

 

二人の英雄を軸に物語が展開する。

 

てな感じですかね。
本当はもっと細かい設定が各所に散りばめられております。

で、基本いわゆる人間同士の争いです。

 

対異星人、対ロボット、などはありません。
宇宙戦艦、巡洋艦、駆逐艦、小型戦闘機など
遥か未来とはいえイメージはしやすいと思います。

 

権謀術数、政治、戦略、宗教。

 

現代と変わらない人の業のようなものを、
まるで本当の歴史のように表現しています。

 

また、一つの大きなテーマとして、

清廉な専制政治と腐敗した民主主義
の対比です。

旧体制の専制政治を打破して革新的な専制君主のラインハルトと
衆愚政治になり果てた民主主義のさらに一軍人のヤン。

ちょうど物語の折り返しで会談をします。

その時にヤンがラインハルトに話す内容が

 

人民を害する権利は、人民自身にしかないからです。

言いかえますと、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム(旧体制の帝国)、

またそれよりはるかに小者ながらヨブ・トリューニヒト(腐敗した民主政治の象徴)などを

政権につけたのは、たしかに人民自身の責任です。他人を責めようがありません。

まさに肝腎なのはその点であって、専制政治の罪とは、人民が政治の害悪を

他人のせいにできるという点につきるのです。その罪の大きさにくらべれば、

100人の名君の善政の功も小さなものです。まして閣下、

あなたのように聡明な君主の出現がまれなものであることを思えば、

功罪は明らかなように思われるのですが……

 

自由惑星同盟の政治家に失望と嫌悪を抱きながら、それでも
独裁者にはならず(何度かそれができるタイミングがあったにもかかわらず)
民主共和制の一軍人であることを選択したヤン。

 

ひょうひょうとしてカッコいいんですよね( ´∀` )

 

 

by カエレバ

 

 

会話にスパイスがきいてる

 

どちらかというと自由惑星同盟側の会話(主にヤン艦隊)が
皮肉とユーモア、たまにブラックジョークなどがまぶされていて、
その部分だけでも面白いです。

戦争の話でもあるので、命がけのシーンが多くでてくるのですが、
だからこそ、あえて生きている間の会話も楽しもうとしているのかなぁ
と思います。

 

好きな会話をいくつか↓

 

「こいつはピクニックだったのか」

「ちがうね、ピクニックってやつは、もっとまじめにやるものだ」

 

ビッテンフェルト家には家訓があってな。

“人を誉める時は大きな声で!人をけなす時はより大きな声で!!”だ。

 

「どうもやたらと眠いな。夏ばてらしいよ、ユリアン」

「提督のは、四季ばてですよ。夏の責任にしないでください」

 

 

by カエレバ

 

 

「後世の歴史家」という視点

銀英伝はあくまでも歴史の流れの一つなので
小説では、しばしば「後世の歴史家」という人物たちが登場します。

 

読者とは別に

ときに冷静に、
ときに冷徹に、
ときに無責任に、

小説内での出来事を評します。

 

私たちも、歴史を勉強するときに
当時の情勢や状況を考えずに断じたりします。

確かにその方がより良い方法を選択できたりしますが、
いざ自分が当事者となったときは

そのときの雰囲気に流されていることも多々あり、

 

物語にどっぷりつかっているときは見逃してしまうことを
「後世の歴史家」目線で教えてくれます。

 

by カエレバ

 

 

旧作アニメは声優が豪華

 

過去放映されていたアニメでは

ヤン・ウェンリー:富山敬(ちびまる子ちゃん初代友蔵)
ダスティ・アッテンボロー:井上和彦(カカシ先生)
アレックス・キャゼルヌ:キートン山田(ちびまる子ちゃんナレーション)
オリビエ・ポプラン:古川登志夫(エース、ピッコロ、諸星あたる)
イワン・コーネフ:鈴置洋孝(ブライト、初代天津飯)
ルイ・マシュンゴ:中尾隆聖(フリーザ)
メルカッツ:納谷悟朗(銭形警部)
カリン:三石琴乃(セーラームーン月野うさぎ)
チュン・ウー・チェン:大塚明夫(メタルギアソリッドのスネーク)
ラップ:田中秀幸(スラムダンク小暮)
アンドリュー・フォーク:古谷徹(アムロ・レイ)

ラインハルト:堀川りょう(ベジータ)
オスカー・フォン・ロイエンタール:若本規夫(セル、アナゴさん)ぶるぁ!
パウル・フォン・オーベルシュタイン:塩沢兼人(マ・クベ)
ウルリッヒ・ケスラー:池田秀一(シャア)
ケンプ:玄田哲章(海坊主)

 

・・・書いてて疲れて来た(;’∀’)
それぐらいの今思えば豪華なメンバーに、
「銀河声優伝説」とも言われていました。

 

終わりに

 

個々に書きたい登場人物も多いのですが、
(ビッテンフェルトとかビッテンフェルトとか(笑))
それはまた別の機会に。

 

え?新作アニメの

「Die Neue These」について?

 

あ~、メカの造形は、きれいかな・・・

 

 

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